情報を取捨するチカラを子どもたちにつけさせたい

ネット、テレビなど、最近のニュースはそのまま受け取ってしまうと大変なことになってしまう。ひとつの例が、ここのところテレビなどで大きく取り上げられたというニュースだ。

http://www.news24.jp/articles/2017/07/17/07367217.html

所沢市立山口小学校の40代の男性教師は今月12日、鉛筆削りの貸し借りを巡って言い争っていた小学4年の男子児童に、「今すぐ窓から飛び降りろ」「命が惜しいのか。早く飛び降りろ」などと3階の教室から飛び降りるよう何度も迫ったという。また、男性教師はさらに「このクラスは34人だったがあすからは33人でやっていこう」などと話したほか、以前、この男子児童の背中を蹴るなどの暴行をしていたという。

このニュースをそのまま受け取ると、とんでもない教師がいたものだ、と誰もが思ってしまう。だが、実際は前後の脈絡があったようだ。

まず、飛び降りろ、についてだ。次の投稿は報道のあったクラスの保護者のもの

娘のクラスの事らしい。娘曰く、その児童は頻繁に友達に嫌がらせをしていた。先生は言葉で怒る、暴力はやった事がない。「飛び降りろ」については、その児童が新聞を破り、それを他のクラスの子にやれと言われたからと言ったのを、先生が「やれと言われたら何でもやるのか?飛び降りろと言われたらやるのか?やらないだろ、やったらいけない事をやれと言われてもやらないんだよ」という話らしいです。

同じく、33人でやっていこう、について

その児童が後ろの席の子の鉛筆削りをとったらしく、帰りの会で話をしたらしいです。娘曰く、「お友達の物を取らない、それをやめないとクラスの一員になれません。直るまで33人でやっていきます。きちんと直してから、戻ってきてください」とのお話があったそうです。

マスコミの「偏向報道」は、先生が「やれと言われたら何でもやるのか?飛び降りろと言われたらやるのか?やらないだろ、やったらいけない事をやれと言われてもやらないんだよ」→「飛び降りろと言われた」となってしまう。ある発言だけを部分的に切り抜いて、一方の主張だけを拡大解釈して垂れ流す、といったものになってる。

難しい時代です。大量の情報を受け取ることができるようになっているのに、より真実は見えにくくなってしまっている。私たちは「受け取った情報」に対して、それを鵜呑みにせず、ちょっと立ち止まって判断を保留するクセをつけなければならない。

twitterやLINEなどでも、短絡的に「ひどいね」や「困ったやつだ」なんてコメントを即座につけるのは絶対にやめるべき。とくに子どもたちは「生まれながらにツイッターやLINE」に接している世代。そうしたものに対する時の「姿勢」をしっかりと教えるべきだ。どんな情報も「いったん立ち止まって見直す」クセをつけさせたい。

これは親の役割です。学校を含めてどこもそれを教えてはくれません。