Grow or Die

今朝の朝日新聞をご覧になりましたか? 一面トップで「ユニクロ、「世界同一賃金」導入へ 優秀な人材確保狙う」という記事が掲載されていました。 リンク先 → 朝日新聞デジタル版(一部の記事しか読めないかもしれません)

ユニクロは新卒採用者の半分以上が毎年辞めていってしまう企業として、ある意味では「ブラック企業」ではないかといわれています。しかし、グローバル企業を目指す中で、日本人も中国人もインド人もアメリカ人もフランス人も、とにかく戦力として一緒に競わされる。日本社会のグローバル化の波の中を一歩先に行っているのかもしれません。

記事の中でユニクロの柳井会長が「(新入社員の半分以上が辞めていく現状を)問題がなかったわけではない。グローバル化に急いで対応しようとして、要求水準が高くなったことは確かだ」と認める。その一方で「グローバル化は、Grow or Die(グロウ オア ダイ)(成長か、さもなければ死か)という時代。正社員でいる以上、効率をあげ、がんばってもらわないと生き残っていけない」と国内社員を叱咤(しった)し続ける。」と言っている。

成長か、さもなければ死か、という言葉がとても印象的だ。すぐそこまできている近未来の日本では、年収が300万円前後の「負け組」と年収が2000万円の勝ち組にはっきりと分かれてしまう。今までの良き日本に多数存在した中間層がごっそりといなくなってしまい、大多数の「負け組」と少数の「勝ち組」にはっきりと分かれる。そんなことを柳井会長は言っている。

朝日新聞の記事はつぎのように締めくくっている。「グローバル経済のもとで国内の雇用や成長の土台を根底から覆すかのような変化が起き始めた。新興国が世界経済の生産や消費の中心になるなかで、企業は国境を超え、拠点を海外へと移している。国内に残された働き手たちの立場は厳しくなる一方だ。「追い出し部屋」に集められて社内失業を強いられる問題に加えて、「賃金のフラット化」で賃下げへの圧力が強まる。」

成長著しい韓国では、すでにそうした勝ち組と負け組の差がはっきりしているそうだ。日本企業を席巻する韓国の企業の中での競争の原理はすさまじいものがあるようだ。そうでなければ世界の中では勝っていけない。日本企業も少しずつ、そうしたスタイルに変わっていくのだろう。というより、知らないのはワタシだけなのかもしれない。

とんでもない時代に今のこどもたちは生きていかねばならない。そんなこどもたちに闘う武器を持たすこと。それこそが教育だと思う。厳しい時代になることだけはわかっている。微力ながら、お預かりしたこどもたちが、将来、闘えるように鍛えていくことがワタシの役割だと思っている。