実名で書かせていただきます

先日も書きましたが、その後の対応も良くないので実名で書いていきます。

私立の麻布淵野辺高校に通っているFさんがお母さんといっしょに一月ほど前に相談に見えました。Fさんは学校の指定校推薦で「東洋英和女学院大学」の「人間科学部・人間科学科・保育子ども専攻」に合格していました。もう一人の女の子と2人、合格パーティーまで開いてあげて祝ってあげたのは10月のことです。

それが、高校側のミスで指定校推薦がなしになったとの相談でした。なしになったというよりも、そもそも麻布淵野辺高校に東洋英和女学院大学から「人間科学部・人間科学科・保育子ども専攻」の指定校推薦枠は来ていなかったのです。高校の担当教師(学年主任で進路指導主任らしいです)が他の専攻の指定校枠と取り違えていたのです。

あり得ないミスです。しかも、その後の対応があまりにひどい。学校側は「一般受験も考えるしかない」などと他人事のように言う始末。Fさんには何の落ち度もないのです。彼女は高校が募集した指定校に自分の希望校があったので応募して見事に推薦を勝ち取ったわけです。八方手を尽くして何とかしてあげるのが学校の置かれた立場でしょう。

結局、彼女は自ら探し出した○○大学の公募推薦を受けて何とか合格できたと先ほど報告に来ました。幼稚園の教諭を目指している彼女にとっては、とりあえず夢をつなぐことが出来たわけです。でも、それはあくまで彼女自身の努力の結果です。

担任からはいまだに「申し訳なかった」の一言もないとのこと。Fさんもこの合格を学校に報告しないでおこうかな、などと言っていました。報告しなくても気にしてないからわからないかも、とまで言っていました。それだけ今回のことで彼女が受けた傷は大きいのです。Fさんはいつもにこにことっても明るい子です。何事でもプラス思考でやっていける子です。だからこそ今回の危機を乗り越えられたのです。学校のおかげでは全くありません。彼女の資質がすべてでした。

正直、Fさんのご両親にその気があれば訴訟にして学校を訴えても良い問題です。

今回の件については麻布淵野辺高校の姿勢を疑わざる得ません。生徒の立場にたった対応がまったくできない姿勢には怒りを覚えます。そうした意味で実名で書かせていただきました。

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