電車の中で
授業を終え、高校生の補習を見ていた息子と小田急線で帰宅。運良く座れたので、読みかけの本もあり読書に没頭。自宅のあるひとつ手前の駅でふと目を上げると、正面の席に見たことのある方が座っている。同じく本を読んでいた息子の袖を引いて・・・
「おい、正面に座っている方はお前が世話になっていた高校の校長先生じゃないか?」
「えっ・・・。」(確認し、うなずく息子)
その時には、向かいの先生もこちらに気づき、にっこり笑って息子に会釈をされた。息子も挨拶を返している。私も挨拶をして駅を下りた。
それだけの事だったのだが、一人の卒業生の顔を覚えていてくださり、にこにこと笑って会釈をしてくださった校長先生に、とっても“あたたかい”ものを感じた。
ありがとうございました。