海洋生物資源学科の大学生

新しいスタートがあちこちではじまっている4月。息子も大学3年生の授業が今日からはじまるようだ。履修届を書いていたので、ちょっとのぞかせてもらった。海洋科学部、海洋生物資源学科の大学生の授業内容を知るのも、高校生などには大学選択の手がかりになるでしょう。

月曜日 2時間目/水族栄養学・3~5時間目/応用生物学実験
火曜日 1時間目/水族養殖学・2時間目/応用藻類学・3時間目/漁業解析学・4時間目/水族病理学
水曜日 2時間目/食品衛生学・3~5時間目/水族生理学実験
木曜日 2時間目/応用微生物学・4時間目/食と健康の科学・5時間目/公衆衛生学
金曜日 1時間目/博物館学・2時間目/食品加工学・3時間目/環境微生物化学

こんなにいっぱい授業があるのか? と問いかけると、前期に授業を集中させて、就活が本格化する後期は、学校に行くのを週に3日だけにするとのこと。なるほどなぁ、と感心した。それにしても、これだけの授業内容を理解していくのは大変なんじゃないか? と聞くと、60人ほどいた2年生のうち9人は留年が決まったとのこと。けっこう大変なんだ。

息子は、魚類の病理学を勉強したいと大学を選択した。養殖魚の病気の予防などを研究テーマにしていきたいと言っている。「3年になって、やっと『おもしろい授業』がたくさん受講できるよ」と言っていた。大学院に進むか、就職をするのかも今後の課題だ。まぁ、ちょっとは世のため、人のためになる研究テーマだから、社会に出てやっていく力は身につくのだろう。

それにしても、当たり前の話だが、本当に「専門分野」の勉強をしているんだなぁ、と思わされた。理系と文系ではちょっとは違いがあるが、大学を選択すると言うことは、自分の専門を選択するということ。それを高校生はしっかりと考えて進路を選択しなければいけないな。

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