就職戦線スタート
どうなることだろう
親というよりも、外野の人間として興味深く見守っていきたい。あくまで私は第三者の立場。アドバイスを求められたら答えられる範囲で答えるだけ。きっと、中高生をお持ちのご父母の方も、今の就職戦線というものに興味があるだろうから、時々、その様子を書いていきたいとも思っている。
今週発売の「プレジデント」がいつものように「目を引きやすい企画」を組んでいた。こうした雑誌はどれだけ「目立つか」が勝負なので、中身はたいしたことはないのだが、話のタネに買ってみた。
「卒業後の高給が約束される大学」という「いかにも」というページがある。卒業生の年収を調べて、その高い順に並べたモノだ。同時に大学の偏差値と比べて「お買い得度」、つまり、入学時の偏差値に対して卒業後の年収が高い学校も調べている。いかにもだなぁ
1 一ツ橋大学
2 東京大学
3 国際基督教大学
4 慶應義塾大学
5 東京外語大学
6 京都大学
7 東京工業大学
8 上智大学
9 早稲田大学
10 名古屋大学
11 神戸大学
12 東北大学
13 東京海洋大学
14 大阪大学
15 北海道大学
旧帝大、早慶上智といった、当たり前の大学がならぷなかに、「えっ」という名前が13位にある。記事の中には「東京海洋大は海運に関する技術や水産食品、環境など海に関する専門大学で・・・一芸に秀でる点で「スペシャリスト養成型」大学・・・企業が即戦力志向強めている・・・」などと書かれている。16位の電気通信大、20位の小樽商科大なども同じように書かれていた。
息子にこの記事を見せたら笑っていたが、確かに彼が大学で学んだでいることは、他の大学の学生には真似のできないことばかりだ。「けっこう武器になるんじゃないの」とは話しておいた。
どうなるかわからないが、他人と違う何かを持つ、というのは大切なキーワードだと思う。振り返ってみると、私はそんなことばかり息子にしゃべっていたかもしれない バブル崩壊時の就職氷河期よりもひどい、という就職戦線。どうなるのかなぁ