山が好き(^o^)
この写真は3日の日に、涸沢のテント村の向こうに前穂から奥穂の稜線をとらえたものです。いやぁ、本当に良い天気でした。これだけの晴天の中で涸沢の風景に出会うのは一生に一度あるかないかです。こうした自然を前にして言葉はなくなります。この機会に出会うためだけに山に登っていると言っていいと思います。
雪は深かったです。真夏でも数メートルの雪が残るカールです。上高地から6時間でこうした風景に出会えるのですから、登らない方が不思議です。涸沢から先は、奥穂高へのルートは岐阜県警の方たちによって通行止めでした。一人で涸沢岳へ登っても良かったのですが、今回は妻にこの景色を見せるための山登りでもあったので止めました。写真は一所懸命に雪のカールを登っている妻です
今回泊まった涸沢の山小屋で夕食の食卓につくと「ミヤザキさんですか? 」と同じテーブルの方から声をかけられました 私が大学を出てすぐに赴任した学校での教え子のお母様でした。もう30年近く前のことです。私もそのお子さんのことを覚えていました。二千数百メートルの北アルプスでの出会いでした。不思議なものです。人との出会いも、またこうした風景との出会いと同じかもしれません。一期一会です。これもまた、ありがたいものです。
スキー板を背負い、スノーボードを背負って登っている若者たちもいました。三千メートルの稜線からの滑りを楽しむためです。こうした若者が私は大好きです。生きることを楽しんでいます。奥穂の稜線からの滑りを楽しむことこそ人生そのものかもしれません。この若者たちも、地上に下りれば背広を着て会社勤めをしているのでしょう。miyajukuの子供たちにもそうした大人になってもらいたいです
ここ に写真がアップしてあります。興味のある方はどうぞ
今回も、泣きたくなるような景色に出会ってきました