どうして勉強をしなければいけないの?
どうして勉強をしなければいけないの?
この子どもたちの質問に明確に答えられる大人はなかなかいないだろう。どうしても抽象的な解答になってしまいがちだ。将来のため、自分のため・・・
「ドラゴン桜」という漫画がある。パート1はテレビドラマ化もされた。その続編が連載中だ。今週号でこんなひとこまがあった。
「勉強で人生は変えられる」「勉強は幸福をもたらす」
漫画では、東大を目指す2人の生徒との会話の中でのひとこまになっている。どうして東大を目指すのか。苦しい道を選ぶのか。悩む生徒たちにこのひとこまがある。
最新話 https://note.com/mitanorifusa/n/n578ca01bae7c?magazine_key=m382e59571453
子どもたちにはピンとこないかも知れないが、大人には「なるほど」と納得できる言葉ではないだろうか。「あの時、もうちょっと勉強していたら」なんて思いは誰もが持つことだ。ただ、問題なのは子どもたちにとっては「将来の幸福」「自分の人生」と「勉強」をリンクさせるのが難しいということだ。
指導者として、子どもたちの勉強へのモチベーションアップをさせるため、このふたつをどうリンクさせて説明するか、長い間考え続けてきている。結論としては、個々に、場面ごとに響く瞬間をとらえて離していくしかない、ということだ。いつ、いかなる場面でも子どもたちに響く話しは残念ながらない。
この後も、チャンスを逃さないようにして、勉強と将来の幸福について伝えていきたい。