臨床検査技師

妹に電話をした。妹は臨床検査技師をしている。高3で薬学部を考えていた子が臨床検査技師も視野にいれて受験したいと考え出したこともあり、現場の状況と今後の展望を聞いておきたかったからだ。

ご存じのように薬学部は6年制になった。しかも、授業料は高い。一般に初年度納入金が250万円で次年度から授業料が200万円×5年で総計1200万円ほどかかる。しかも将来的には薬剤師余りの状況があるとマスコミにも書かれている。臨床検査技師は4年で資格が取れる。ある程度食べていける資格を取得するための大学を選択したいと考える女子高生は多い。そうした女子高生のターゲットに検査技師も入ってくる。

問題はその資格を取得したことで本当に食っていくことが出来るのかどうかの展望だ。

妹に言わせると、臨床検査技師の未来も暗いという。というよりも、医療の現場では、これからつぶれる病院がどんどん出てくるということだ。検査技師も新しい人員を補充することはほとんどしていないとのこと。専門学校出だと100人のうち2人ぐらいが病院に採用されるのがやっととのこと。出来れば北里とか杏林とか横のつながりの期待できる大学を選択した方が良いだろうと言われた。さらに今後の事を考えると、作業療法とか言語療法とかリハビリ系の資格の方が有用とのこと。脳梗塞などで倒れた老人のリハビリの需要などが多く、病院ではこうした人員確保に躍起になっているとのこと。また、こうしたリハビリ系の人材を確保するとことが、保険の点数その他で病院の生き残りには欠かせないとのこと。

現場にいる者にしかわかなない状況を知ることが出来た。

明日にでも生徒に伝えよう。

真剣に将来を考える生徒であればあるほど、生の情報をきちんと伝えてあげたい。そのためのアンテナはいつも張っておきたいと思う。高3生が世の中に出ていくのは4年後。中3生は7年後。そんな先の空気を出来るだけ読んで子供達に雰囲気を伝えていきたいと思っている。それが私の使命だ。