数学の試験範囲

M中1年の数学の試験範囲が「文字と式・・・進んだところまで」となっていた。

「この先生ってどんな人?」
「無駄な話ばかりで授業が全然進まない。」
「授業ではどこまでやってるの? 」
「今日、正負の数の除法に入ったところです。」
「ということは、あと4回ぐらいの授業で、除法、四則計算、文字式とやるつもりなんだ。ちゃんと先のことを考えてそうな先生なの?」
「ぜんぜん考えてなさそうです。」
「だからこんないいかげんな試験範囲を出すんだな。」

私ははっきりと生徒にも言う。こんな範囲表を出しているようでは、教師としては失格だな、と。これで生徒の信頼を得られるはずもない。

とにかく、猛省をもとめたい。 しかも、中1のはじめての定期試験の範囲だ。一般社会でこんな仕事をしていたら、減給は当たり前だろう。塾の講師なら生徒はみんな辞めてしまう。お辞めいただくことになるはずだ。

実際の世の中はそのぐらい厳しい。

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