高3生の転編入
この時期、通信制高校の方に高3生から問い合わせがある。転編入ができないか、という問い合わせだ。普通に考えると、最後の定期試験が終わり、1月は自由登校となる学校も多い。卒業まであとわずかだ。何でこんな時に転編入を、と不思議に思う方も多いだろう。
実は、定期試験が終わったこの段階で、「来春の卒業はムリだな」と学校から引導を渡される生徒がたくさんいるのだ。成績不振、出席日数が足りない、授業の単位数不足などなど、理由はさまざまだ。
あわてたお父さん、お母さん、本人が、ネットなどでうちのことを知り、相談の電話をかけてくる。個別に事情があるので何とも言えないが、うちはこの時期の転編入を受け入れている。本人次第では来春の卒業も可能だし、悪くとも来年の秋の卒業は何とかなる。うちは単位制の高等学校なので自由度が高い。
ある意味、駆け込み寺みたいなものだ。昨日もそんな電話があって、今から本人が書類等を取りにやってくるようだ。万が一、そんな事情の生徒がいましたら私にご相談ください。何とかします。