自分の中の「弱い部分」
昨日は、授業後に高2の○○君と面談。お母さんにも来ていただいて話をする。大学入試にとって大切なのは「明確な目標」だ。高校入試と違って、大学入試はあまりに道が多すぎて、ともすると迷子になりがちだ。最初にはっきりとした目的地を決めておかないと、長い受験準備の中で自分を見失ってしまう。
そもそも受験は自分との闘いだ。これは中学受験でも、高校受験でも、大学受験でも変わりはない。自分の中にある「弱い部分」が、受験を通して露わになっていく。「えっ、オレってこんなに弱かったけぇ」「私って意外ともろいのね」といった発見の連続が受験だ。
中学受験では親や塾がそうした受験生を『掌(たなごごろ)』に包んであげることが出来る。が、高校受験→大学受験といくにつれ、自分1人での闘いという側面が大きくなっていく。あくまで周りはアドバイザーに過ぎなくなっていく。いっしょに戦うことは出来なくなっていく。
高2生のみんな。年が明けるまでには「はっきりとした目標」を自分の中に持とう。その目標が明確であることが大学受験を「自分なりの成功」に導く第一歩だ。
さて、今日も13時間授業となる。小6生、中3生、高3生と続いていく。がんばんべぇ(^^)