安土城趾

昨日、今日の連休を利用して友達と二人で「安土城、彦根城、関ヶ原」をめぐってきました。一昨年から「中山道」をテーマにした旅を友達と続けているのですが、今回は琵琶湖周辺の中山道とその周辺の史跡見物が目的です。安土城趾は是非とも訪ねてみたかった場所でもあります。

昨日の6時30分に自宅を出発。近くに住む友達を乗せて7時に厚木インター。ほぼ4時間ほどで名神高速の竜王ICへ。そこから近江八幡の町へ十分ほどで。ここは水郷の町。また近江商人たちが活躍したところ。八幡堀は往事の雰囲気をよく残し、映画などのロケでもよく使われるとのこと。急ぎ足で町をながめ、安土城趾へ。とりあえず駅のすぐそばにある「安土町城郭資料館」へ。ここには1/20スケールの安土城天主模型が置かれていた。

安土城

その後、安土城趾へ。安土城は天下布武を目指した織田信長が1576年に着工、壮大な天守閣や楽市・楽座の城下町、セミナリオという教会などの南蛮文化の薫る町作りをしたところだ。1582年の本能寺の変に際して焼失してしまうのでわずか5年ほどでこの世から姿を消してしまうが、天正遣欧使節がヨーロッパに持って行った屏風絵に描かれていたり、宣教師たちの本国への報告に登場している。

また、近年になっての発掘、調査によって徐々にその全貌を私たちの前に現してもいる。とりあえず大手口から入る。ここからは100メートルを越える直線の石段が続く。その両側には秀吉などの重臣の屋敷地の礎石と石垣が残る。石垣には多くの石仏も利用されていて、無神論者の信長を彷彿とさせる。往事を想像しながら登り詰めると琵琶湖が目の前に広がる。絶景だ。ここにあの奇抜なデザインの天主が建っていたのかと思うとわくわくされられる。

大手口

山を下りて滋賀県立の博物館へ。ここには「信長のやかた館」というのがあり、セビリアの万博に出品された原寸大の天主の5階、6階部分が復元されていた。実際に多数の金箔とうるしを使って仕上げられた姿は圧巻だった。

琵琶湖岸を車を走らせ長浜へ。ここは秀吉が一時期支配していた場所。琵琶湖に沈む夕日がすばらしかった。昨晩はここのビジネスホテルに宿泊した。  以下、後日

夕日

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