CO2削減
夏講習9日目。小4クラスは前半最終日。小6クラスは漢字練習中。
今朝は学校に行く娘と駅までいっしょだった。何かのきっかけから「CO2削減」の話になった。
「太陽光発電がCO2削減につながるっていうけど、本当のところはわからないなだよね」
「どういうこと?」
「太陽光発電をするためのソーラーパネルの処理方法が解決されていないんだって。ソーラーパネルを作れば作るだけ、処理不能の廃棄物を作り出すことになってしまうらしいんだ。」
「それじゃ原子力発電といっしょだ。CO2を排出しないクリーンな発電だと言っているけど、その放射性廃棄物の処理は結局解決されていないからね」
「とにかくね、「CO2削減」って言いながら、今の流れは『新しいモノを作り出す』っていう方向にばかりいっているのね。本当ならば『いまあるものを有効活用する』といった方向にいかないと「CO2削減」にはならないんだよね」
物事には必ず「ウラ」と「オモテ」がある。昨今の「CO2削減」狂想曲は、多分にマスコミや企業に踊らされている部分がある。「CO2削減」っていえばそれが金科玉条のごとくすべてに優先してしまう。とにかく、「誰もがとなえはじめたこと」には「????」という立場をとることが大切だ。みんなが騒げば騒ぐほど、一歩引いた視点を持ちたい。
朝の数分間だったが、「ウラ」を考えることが出来るようになっている娘の成長がうれしかった