プラナリア
小5の授業から塾を手伝っていた娘と帰宅する。
「今週は何の実験をしたの?」
「プラナリアって知ってる?」
「原生動物で、生物の教科書なんかによく出てくるやつだろ」
「そう。そのプラナリアを、医療用のメスで傷つけたり、半分にしたり、三等分にしたりして再生させる実験をしたんだ」
「すぐには再生しないだろ」
「だから、今、私の部屋のシャーレの中で再生中だって」
「えっ、おまえの部屋にいるの?」
「そうだよ。見てみる?」
ということで、帰宅後、娘の部屋でプラナリアを観察する。
確かに、六つのシャーレに分けてプラナリアが存在していた。生命科学科の学生の卵は着実に一歩を歩み始めているようだ