箱根の明神が岳
久しぶりに暖かな日差しの戻った日曜日。連休中の登山への足慣らしに「箱根の明神が岳」に登ってきました。
JR線で小田原駅へ。そこから大雄山線とう単線の電車に乗って終点の大雄山へ。ここからバスで15分ほどのところに最乗寺という大きなお寺があります。今日はここから歩き始めます。8時45分に出発。いきなりの急登が続きます。1時間ほど歩くと気持ちの良い草原の登りに変わります。あちことに山桜が満開です。ミツバツツジはつぼみをいっぱいつけています。今日の暖かさで一つ二つと花を咲かせはじめるのでしょう。小田原の町も一望できます。相模湾がキラキラと光っています。
2時間半ほどで稜線に出ます。明神が岳の山頂はすぐです。金時山がそのドーム型の特徴的な山容を見せています。その向こう側には富士山が・・・ 残念ながら富士山のあたりだけが雲がかかっていてその姿を見ることが出来ませんでした。まぁ、しかたがありません それでも、仙石原から大涌谷と箱根の全貌を見晴るかすことができます。山頂付近は広い草原になっています。お湯をわかして昼食タイム。気持ちの良い風が心地よいです。
12時ちょうどに山頂を後にして箱根方面に下山していきます。芽吹きはじめたばかりの新緑がとにかくきれいです。1時間半ほどで宮城野のバス停に。すぐ目の前に「勘太郎の湯」という日帰り温泉があります。源泉掛け流しの贅沢なお湯です。のんびりと山の疲れを癒してバスに乗り、小田原経由で帰ってきました。
箱根の外輪山はたくさんの人に歩かれているコースです。道も良く整備されていますし、海も富士山も見られる景色のよいお薦めのハイキングコースです。今日私が歩いたコースは、古い時代の足柄道と言われる東海道でもあります。そんな歴史も感じられる1日でした。