2025年のシューカツ

今週号の「アエラ」に「2025年働く環境はこう激変する なくなる仕事、残る仕事」という記事があった。『少子高齢化が進み、働き手が激減する。グローバル化が進む一方、日本経済の地位は低下する。働く環境が激変する中、私たちの働き方はどう変わるのか。働く場所はどこにあるのか。2025年を占う。』という特集記事だ。

アエラ

2025年といえば、今、小学校高学年のこどもたちが就職活動をするときだ。まさしく、現在miyajukuに通っている小中学生たちが社会に巣立っていくときの日本の姿を予想している。お父さん、お母さんは、そうした十数年後の日本の姿を見すえた上で、こどもたちの進路を考えていく必要があると思う。

とにかく十数年後の日本の姿は衝撃的だ。GDPではインドに抜かれて、各業界の再編淘汰も進み、各業界とも上位3社までしか残っていない。4位以下は中国やインドネシアなどの新興国の企業に買収されてしまっている。製造業はそのすべての工場を海外に移転し、工場労働者の職場はほぼゼロになっている。研究開発部門や本社機能まで、成長市場に近い海外に移転してしまっている。

国内の労働市場としては、飲食店やコンビニが中心。しかし、そこでも外国人のアルバイトと求人を争うことになる。IT化の波は隅々まで及び、オフィス需要さえもなくなるほど、ワークスペースは分散していく。日本のGDPの数倍に成長した中国には日本人よりも豊かな富裕層が大きく増え、アウトソーシング方のサービス業が伸び、食に対する関心から日本の農業は活況を呈している・・・・

このように2025年をアエラでは予想している。

いちばんのポイントは、『夫の所得の伸び悩みから女性の労働力化率が高まる』と予測しているところだと思う。2025年には専業主婦という言葉が死語となる可能性が高い。お父さん、お母さんは、ご自分の過ごしてきた時間と、今の日本の状況から判断して子供さんの進路を考えてしまう。しかし、十数年後の日本の姿は今とは全く違う可能性が高い。

とくに「女の子だから」といった発想は禁物だと思う。男の給与だけで一家の経済を支えられる男性は2025年には本当にひとにぎりだけなのだろう。女性も働くことが普通になると予想される。その時、何を武器に仕事をするのか。そんな発想からこどもたちの進路を考えてみることも必要なのではないだろうか。

スーパーのレジうちは外国人のアルバイトと職の争いになる。そうした争いをせずに、しかも実入りの多い職に就くためにはどういう教育が必要なのか、そんな先を見すえた親の目がこれからは大切なのではないでしょうか。