大阪から流れてきたニュースについて

今日は神奈川県私塾協同組合の総会でした。高校入試制度が変わる中、我々のような中小私塾が情報をどのように集めるか。塾長一人のチカラには限界があります。そうした意味で、こうした組織として情報を集め、分析した上で自塾の生徒、保護者に伝えていくことはとても重要です。今年は積極的に動いていくつもりです。このblogを読んでいらっしゃる塾経営者の方。ぜひ、ご一緒に活動をしてみませんかスマイル

さて、昨日、今時の就活にいて久しぶりに書きました。そんな中、こんなニュースが世間を騒がせています。「・・腕の入れ墨を子供たちに見せたり、入所児童に暴言と恫喝(どうかつ)を繰り返したりしている・・」ということが発端になった大阪市の職員に関するものです。詳しくは ここ あたりにあります。

いろんな意見があるでしょう。「入れ墨はファッションだ。」「服を選ぶのと同じで個人の自由だ。」といった意見もあります。大阪市教委では、教職員が入れ墨をしているかどうかの調査に二の足を踏んでいる、というニュースも流れてきます。それは「入れ墨は個人の思想・信条の領域だから踏み込むべきではない」という考えからでしょう。確かに、歌手やサッカー選手などにはふつうに入れ墨が見られる時代です。ひとつの考えではあるでしょう。

でも、もしも、公△員を志望している大学生が、面接時に「私は入れ墨をしています」といっても問題はないのでしょうか。そんなことはないですよね。ゼッタイに落ちますよね。なぜでしょう。それは公△員が全体の奉仕者であるからでしょう。全体の奉仕者であれば、それなりに個人の自由は制限されるからです。自分のこどもが教わっている学校の先生が入れ墨をしているとしたら、親はどんな気持ちになるでしょうか。たいていは額に横シワが刻まれるはずです。

最初に書いたようにいろんな考えがあるでしょう。でも、就活している若者たちに対してしっかりと説明できるか、といった観点でものを考えて欲しいです。なってしまったら地位保全され何をやっても許される、というのはおかしいでしょう。就活生たちは、社会との関わり、仕事について、自分に何が出来るか、あらゆることを問いかけられます。今、仕事をしているオトナも同じことです。つねに就活生と同じ問いかけを自分自身に対してし続けるべきです。

そう考えると、このニュースの当事者たちがいかにおかしなことを言っているかが浮かんできます。民間であれば、こんな組織はとっくにつぶれていますよね。就活生を持つ親として、また、自省の意味もこめて書きました。コメントはごかんべんくださいひよこ

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