私学の特長

この時期は中高一貫の私立校の説明会が続く。いくつかの学校をめぐる中で気づいたことを書いてみる。

ひとつは「グローバル化」というキーワードだ。どの私立校も英語教育に重点をおいている。これは最近はじまったことではないが、大学入試の英語が大きく変わろうとする中で、その先取りをし始めている、ということだ。先日の記事にも書いたが、 http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201406090000/ 大学入試の英語が「コミュニュケーション」の方向にふれていくことは間違いない。

多くの私学は様々な形でそんな流れを先取りしようとしている。留学に力を入れる学校、英語だけで授業をおこない学校、英語で理科や数学の授業をおこなう学校・・・ もともとネイティブの専任の先生がいる私学は多いので、その先生をどう使っていくかの工夫はしやすいところもある。これからの学校選びでは、英語教育にどう取り組もうとしているのかにもしっかりと目を向けたい。

もうひとつ。部活動のあり方だ。多くの私学は、週に3回の活動日を設定したり、時間も18時までに限定したりしている。公立の中学、高校のように際限なく練習をし、土曜や日曜もほとんど練習や試合でつぶれる、といったことはない。私は部活動を否定はしないし、こどもたちには積極的に部活動に取り組んで欲しいと思っている。しかし、あくまでも中高生の本分は勉強だということを忘れてはいけない。

そんなことでは試合に勝てない、という意見が聞こえてきそうだが、そもそも中高生の部活動は試合に勝つためにやっているわけではない。勝利はあくまで結果であって、目的ではないのが中高生の部活動だ。とくに中学生は義務教育なのだから、少なくとも練習時間は18時まで、といった決まりの中でやるべきものだ。部活動と学習のあり方。はっきりとその考え方を示しているのも私学の特長なのだろう。