教師の力量とは

あまり時間がないので少しだけ。

私は、授業の導入部分は誰がやってもほぼ同じだと考えています。そこに教え方の上手や下手はそれほど介在しないと思っています。したがって良くできた映像授業で代替できると考えます。電子黒板を使い、カラフルな資料を利用しての授業はすごいです。

大切なのは、そのあとです。ひとりひとりに理解度の「差」があります。その「差」をしっかりとわかってあげ、「差」にあわせて問題演習を指示し、ステップを踏んで教え直しを進めていく。あきらめずに、とにかく子どものお腹の底に理解を落とし込んでいく。

そこにこそ教師の力量が発揮されると信じています。なぜなら、その子の現状を見抜く力だけでなく、その子との人間関係、教科に対する全体的な理解、目標とする入試問題との関連・・・ たくさんの情報量の中からの判断が必要になってくるからです。

子どもたちを教える仕事を30年以上もやっています。そんな経験からの結論です。付け加えると、全体的な学習のコーディネートこそがさらに教師の力量が問われる部分だとも考えています。