ス△ディサプリ
下の広告をもう「いや」というほど見せられています。そもそも学習塾とネット授業を同じ土俵で比べることにムリがあるのですが、あちらがこう言うのです。学習塾側もちょっとひと言もの申しておくべきかな、と思って書いてみます。
何度か書いていますが、こうしたネット授業というのは「教材」です。本屋さんで売っている学習参考書や問題集と同列のものです。問題集もネット授業も、それを買っただけでは何もはじまりません。どう使うか、と、きちんと使い続けるか、がとても大事です。
学習塾でも様々な問題集を使います。自作することもあります。同じように映像教材も利用しますし、こちらも自作することもします。私は、そうした教材を効率よく学習に活かすことに学習塾の役割はあると考えています。さらに、そうした教材をしっかりと管理して生徒に使わせていくことも私たちの仕事です。また、その教材の中のどこをどうやらせるか、時には生徒個々の学習状況に合わせて指導していくこともします。
そうなんです。映像授業はあくまでも「ツール」であって、学習塾の仕事はこの「ツール」をどう使うか、どう使わせるか、進捗を管理できるか、理解度をチェック出来るか・・・にあるのです。だから同じ土俵に立たされて、年間にこんなに安くすみますよ、と言われる筋合いはまったくないのです。比べるならば、他の問題集や他の映像授業と比べるべきでしょう。
確かに、そうした意味で、このスタディサプリは安いです。月額980円でこれだけの教材を手に入れられるコスパはかなりのものだと私も思います。miyajukuで使っても良いかとさえ思います。だからといって、塾と代替できるものではありません。あくまでも「教材」として、今利用している映像教材とどちらが優れていてコスパが良いか、ということです。