学校の先生はもっと緊張感を持って欲しい

学校の先生はもう少し緊張感を持つべきかと思います。何を言いたいかというと・・・

今回のとある中学の2年生数学の期末試験の範囲です。連立方程式がすべて範囲になっています。この範囲表を見せられたとき、間違いかと思って何度も教科書などを確認しました。

なぜって、昨日の段階で、授業で連立方程式に入ってからまだ2回〜3回といったクラスがあるからです。まだ連立方程式ってなに? といったことを学んでいる段階です。試験は来週です。1週間で、連立方程式の基本的な解き方を終え、分数や小数、( )をふくむ連立方程式の解き方も終え、文章題の基本問題、濃度や速さなどの難易度の高い文章問題まで・・・ って、終えられるはずがないからです。

昨日の塾の授業で、これって絶対に減るよね? と生徒に問いかけたら、減るはずです、と答えます。こんなんで良いのでしょうか。範囲表には「計画的に勉強しなさい」とも書いてあります。逆に、先生は計画的でなくて良いのですか? 猛省を求めたいです。部活の指導、校務、その他いろいろと大変なのでしょう。でも、試験の範囲表って、あなた方の仕事の成果ですよね。子どもが相手なら、後でどんどん修正してもかまわない、なんてことはないはずです。

これを世間一般の常識に照らすと、納期がいついつまで、と言っておきながら、とてもそんな納期を守れないことが最初からわかっている、といったことです。そんな仕事先は真っ先に切られてしまうはずです。この後、範囲を減らします、とプリント一枚渡してすますのですか。この範囲表をもらって、計画的に学んで、連立方程式の応用問題を自学自習していた生徒がいたらどうするのですか?

こうした範囲表からうかがえるのは、まさしく「緊張感のなさ」とはいえないでしょうか。もっと緊張感を持っていさえすれば、こんなことには決してならないはずです。お願いします。もう少し、緊張感を持って授業や子どもたちに対してください。お願いします。

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