部活顧問「ブラック過ぎ」
今朝の朝日新聞の記事です。
中学、高校の部活動を巡り、顧問を務める教員の多忙さ、休日返上の練習などの問題を改善しようと、若手教員らがネットで署名を集める活動を始めた。
部活動そのものをわたしは否定するつもりは全くありません。ただ、今の部活動のおかれた状況に対しては懐疑的です。
難しいことをいってもしかたがありません。学校の先生の本来の仕事は「教科指導」です。部活動がその教科指導と同列になっている現状は絶対におかしいです。その状況を放りっぱなしにしている政府、地方自治体、立法のすべては猛省すべきです。
部活動は先生方の無償の奉仕で成り立っています。完全なボランティア活動です。それにおんぶにだっこで長い間成り立ってきました。いつまでもそこに押しつける形を放置しているのがおかしいのです。このままではどこかで破綻します。その時に最も悲しい思いをするのは生徒たちです。
顧問をする、しないの選択権をください、といったところからしか運動をはじめられない先生たちの悲鳴は切実です。中学、高校の先生方に、落ち着いてこどもたちと向き合う環境を持って欲しいです。そして、しっかりと教科指導に時間を持って欲しいと心から願います。
署名のサイトは ここ です。