この時期の受験勉強について 高3生編

この時期の受験勉強について、というよりも、センター試験に対してどうのぞむか、ということについて書きたいと思います。

ほとんどの私立大学が「センター利用入試」をおこなっています。「センター利用入試」のメリットは、一度の試験で複数の学部、学科に応募できる。受検料が安い。マーク式なので対処がしやすい。といったことです。

ただ、ここで注意が必要なのは、「センター利用入試」と「一般入試」を同列に扱ってはいけないということです。どういうことかというと、「センター利用入試」に割り振られる定員がどの大学も極端に少ない、ということです。

ひとつの例として、青山学院大学の法学部の入試後との募集人数です。

全学部日程 50人  個別A方式 150人  個別B方式 50人  センター利用 20人

270人の募集人数のうち20人しかセンター利用には振り分けられていません。当然、倍率もかなり高いものになります。昨年の合格最低得点は301.0点/350点というもので、86%の得点率を出さないと合格ラインに達しない、ということです。

つまり、「センター利用入試」に出願する大学は、自分の受験予定の中の第2、3希望校だということです。第1希望の大学を出願してもほとんどムダなのです。とはいっても、「センター利用入試」で第2、3希望校の合格を勝ち取っておけば、2月の一般入試の日程が楽になるし、第1希望の大学に自分のチカラを集中できます。

もうひとつ。「センター利用入試」は「△△%をこえれば○○大学の□□学部に合格できる」と、いろいろな予備校からデータが出ています。ただ、これらはあくまでも「推測」の数値です。さらに、今年のセンター試験の難易度やそれぞれの大学への出願者数でも数値は変動します。もっというと、あくまで「自己採点」に頼ることになります。不確実要素はあるということです。

最後に、今年のセンター試験の日程は1月19日と20日です。昨年度よりも1週間ほど後ろです。その分、センター試験の学習は多くとれますが、センター試験が終わってから2月までの日程が窮屈です。私大の2月日程の一般入試に向けては、今からしっかりと準備を進めておきましょう。センターが終わったら、では時間がありません。