信州の旅 その2

釜口水門

今日は「釜口水門」の見学からスタート。諏訪湖には32もの河川が流れ込んでいるが、出口は「天竜川」への流れ口だけ。今回は、天竜川が諏訪湖から流れ出していることを知り、その起点と太平洋への出口を見たかったのだ大笑い 釜口水門の周辺は公園になっていて、水門の資料館も整備されていた。水門にはパナマ運河と同じ仕組みの「船通し」と「魚道」も設けられていた。

天竜川をしばらく下り、伊北インターから高速に乗る。南アルプスの山々が美しい。甲斐駒ヶ岳から仙丈ヶ岳、その南の塩見岳まで見ることが出来る。さらに走っていくと中央アルプスが右手に広がっていく。大学生の時に空木岳の避難小屋で数日を過ごしたことを思い出す。松川インターで高速を下りる。リンゴ畑が広がっている。

りんご

さて、ここからは天竜川を離れて大鹿村に向かう。ここには「中央構造線博物館」がある。日本列島は、大陸のプレートに乗っている部分と太平洋のプレートに乗っている部分がくっついて存在している。その境界線が「中央構造線」だ。九州の国東半島、四国の四万十川、渥美半島から伊那谷を通っていく。その構造線の真上に今回訪ねた大鹿村があるのです。すごい博物館でした。中央構造線についてはそのうち詳しくは書きます。

GPS

今でも日本列島は年間数センチ動いています。その動きを観測しているのが全国に設置されているGPS観測装置だと言うこと。この博物館にもその装置がありました。中央構造線博物館の裏には郷土博物館もあり、そちらも見学する。江戸時代から続く歌舞伎もこの村の名物とのこと。

露頭

博物館を後にして山道を登っていく。しばらく行くと、中央構造線がはっきりと姿をあらわしている露頭がある。写真左が日本列島の北側をつくっている岩盤、右が南側をつくっている岩盤(長野県では東西になる)。はっきりとした色の違いがわかるはずです。中央は、そのふたつがぶつかり合って出来た部分。この線は、もともとは二つの部分だった日本列島の接着面ということです。やっぱり、こうして「ほんもの」を観察すると迫力が違いますねぇスマイル

土産

ここからはひたすらに南に下っていく。山また山の連続。天竜川の河口に達したのは夜の7時になっていました。そこから東名の磐田インターに向かい、家に帰ってきたのは23時過ぎになりました。800キロ弱の走行距離。写真は、走りながらあちこちで手に入れた野菜や果物です。中央構造線についていろんなことを知り、天竜川の起点と終点をたどり、佐久平の豊かさを知り、諏訪湖畔の温泉の温かさとおいしさにふれ、盛りだくさんの旅でした。