いつでも質問できる

昨日の続きです・・・

個別指導は「いつでも質問できる」から集団指導よりも良い、とのこと。そうチラシに書いてありました。

これってホントでしょうか。

昨日も書きましたが、個別指導は生徒を顧客としてあつかいます。教育はサービスです。顧客には満足してもらう必要があり、それも目先の“気持ちよさ”が大切になります。生徒が質問してきたらすぐに答えること。それが“気持ちよさ”につながります。

私は、時に、わざと質問に答えないことがあります。なぜって、生徒自身に考えてもらいたいからです。自分で考えないで、人にたよってばかりいてはできるようになりません。そこの「さじ加減」こそが、教師としての力量です。そういった意味で、個別指導も集団指導もないのです。

もちろん、丁寧に質問に答えることは基本です。我慢もします。同じ内容の質問でも、3度、4度の間はニコニコと対応します。しかし、それが6度、7度となっていくと話は別です。そのぐらい生徒の質問対応はがまん比べなんです。

生徒の“気持ちよさ”を追求しないと、時に、あの先生は質問にも答えてくれない、といった生徒の不満につながります。そして退塾へとつながっていってしまう。私はそれもしかたがないと思っています。私たち学習塾の役割は、生徒の“気持ちよさ”の追求ではなく、生徒の学力アップにあるからです。

もちろん、退塾とならないよう、生徒との人間関係、保護者の方とのコミュニュケーション、そういったものをしっりかと作り上げてから、厳しい指導をおこないます。それも意図を持って。時と状況をふまえてのことです。

いつでも質問できる、という環境が必ずしも良いことではないこと。おわかりいただけましたか。