学校の進度よりも前を進めている理由

世間にはいろんな学習塾があります。中でも最近は「個別指導」がはやっていて、あっちもこっちも「個別指導塾」ばかりです。さて、そんな個別指導塾とmiyajukuの違いを、学校の進度とのかねあいで書いておきます。

よく、個別指導塾のチラシには「・・・当塾は、学校の進度よりも先に進めて授業をおこなうことは絶対にしません。あくまでも学校の進度よりも遅く、その復習を中心とした授業を徹底しておこないます。・・・」と書かれていたりします。これはmiyajukuの指導方針と全く違っています。

とにかく学校の進度は遅いです。たとえば、現中3の数学は「二次方程式の解き方」で「解の公式」にはいったところです。中3数学の学習内容の1/4あたりといったところです。これから先に「二次方程式の応用」「二乗に比例する関数」「相似な図形」「三平方の定理」と残っています。

ところで、皆さんは中3の学習はいつまでだと思われてますか? 中3の学習は11月半ばの期末試験までです。そこから2月15日の入試本番まで75日ほど。1,2年の範囲の復習もしながら、実戦的な問題演習に入っていかねばなりません。学校の進度に合わせてなどいたら大変なことになってしまいます。11月の半ばの段階で中3範囲が半分も残っていることになるからです。

学習塾は高校入試を成功させることが第一の目的で存在しています。少なくともmiyajukuはそうです。高校入試を成功させるために、学校の成績を修めることが必要であればしっかりと定期試験対策もします。しかし、あくまでも「高校入試」が主であって、学校の定期試験対策が主ではありません。学校のテストで1点をとりにいくのではなく、高校入試で1点をとりにいく指導がmiyajukuの学習指導です。

今、miyajukuの中3生の数学は「相似な図形」の証明問題を学習しています。あと1週間ほど続けて、その後で中間試験対策に戻します。きっと、学校はこの2週間ほどでドタバタと進度を前に進めていくはずです。それでも、うちの生徒たちは夏休み中にもかなりしっかりと演習を進めているので、いつ中間試験になっても大丈夫です。

どうしてmiyajukuが学校の進度よりも前を進めているかの理由がおわかりでしょうか。

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