全県模試の帳票の読み方

3日の日に公開会場で受験した「神奈川全県模試」の結果がもどってきました。受験者が11.565名ということで、県内の現中3生の多くが受験した模試です。得点ももちろんですが、志望校内での自分の「相対的な位置」をしっかりとつかんでおきたいです。

それは帳票の ここ ↓ でわかります。

たとえば、この生徒の場合は、自分が志望した高校で、今回の全県模試を受験して第1志望とした生徒が108名いて、その全体の中で、自分の内申点、入試(今回の模試の結果)が相対的にどの順位なのかがわかります。320人の定員で、1.2倍が倍率とすると受験者は380人ほど。その中の100人が今回の模試を受験しているのですから、かなりの精度で自分の志望校内での位置がわかるはずです。

もうひとつ。しっかりと見ておいて欲しいのがこの ↓ 部分です。

縦軸が内申点、横軸が入試(今回の模試の結果)です。オレンジの枠内が1次選考での合格者、黄色の枠内が2次選考での合格ラインになります。赤が自分で、黒い点が、今回の模試でその学校を志望校として書いたライバルたちの位置です。

自分の位置が、オレンジの中なのか、黄色の中なのか、また、外にあるとすれば、縦位置、横位置でどのぐらい足りないのか。もちろん、縦方向はすでに学校の成績が出ているので、右横方向に頑張って動かせるだけです。だとすれば、どのぐらい動かさなければいけないのか。そんなことをしっかりと把握しましょう。

同時に、採点済みの答案が戻ってきました。もちろん、解き直しはすでにやっているはずですが、記述の採点についてしっかりと確認をしましょう。何が得点になり、何が得点にならないのか。記述の採点基準について、しっかりと把握し直しましょう。とても大切な作業です。

全県レベルでの模擬試験は、1月8日に実施するものが最終になります。何度か言いましたが、この模試から1月8日の模試に向けて、どれだけ成績がアップできるのか、それが最終的に志望校を決定する最も大きな判断材料となります。

頑張ってる、という言葉は誰でも言うことができます。問題なのは、何を、どう頑張っているか、です。何度も繰り返しますが、勉強は、する前と、した後が重要なのです。と同時に、まだまだ自分を追い込めるはずです。あと2ヶ月を切りました。

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