高3生の三者面談

先週から高3生の三者面談をおこなっている。なかなか時間がとれないので、授業後の22時過ぎに保護者の方に来ていただき、生徒を交えて大学入試に向けての戦略についてお話をさせていただいている。

今時の大学入試の仕組みは本当に複雑だ。複雑というよりも正しくは「複線化」している、といった方が事実を正確にあらわしている。たとえば、A大学のB学部C学科を受験するチャンスは、推薦制をのぞいても、センター利用入試、学部統一入試、個別学力入試と一般的に3回ある。しかも、そのそれぞれに、科目数を違えたり、配点を変えたりといった方式も加わり、まぁ、普通の人は何が何だかわからない、といった様子だ。

しかも、複数の大学を受験するとなると、その方式がさまざまに網の目のようにからみ、日程調整も含めてたいへんなことになっていく。

それに対して、高校の進路指導はあっけないものが多い。私立高校はそんなことはないが、公立高校の進路指導はほとんどないようなものといえる。あっても、第一志望、第二志望・・・と希望を聞いて、その可能性についてちょっとふれる程度で終わっている。正直、高3受験生本人も、何をどうしたらよいのかわからない、というのが現実なのに。

わたしの仕事は、それらのごちゃごちゃをわかりやすくときほぐすこと。もちろん、本人の志望が第一。いきたい大学に進学すること、合格させることがこちらの役割なので、どう受験パターンを組んでいけば良いのかをしっかりと示すことが大事な仕事になる。

ただ、センター試験の自己採点の結果を見ないことには、2月以降の受験日程を決められないことも確かだ。大まかな流れをつくり、臨機応変に対応していくこと。そのアドバイスを適宜おこなっていくことがわたしの立ち位置になる。

「徒然草」に「仁和寺の法師」という有名な話がある。「先達はあらまほしき事なり」といった結びで終わるのだが、わたしは「子どもたちの“先達”」であればいいと考えている。

いよいよセンター試験まで100日を切った。今少し自分自身に、プレッシャーをかけていく時です。