中学生の最初の中間テストへののぞみかた
中学生は今週から来週にかけてそれぞれの中学で「中間試験」がおこなわれまて。この試験は、他の定期試験と圧倒的に異なっています。
それは 試験範囲がとても狭い ということです。
中1のある中学では、英語は「アルファベットが書けるように+ヘボン式ローマ字」といった範囲ですし、数学は「正負の数の加減まで」といったもの。この範囲で定期試験をやる意味があるのだろうか、ということは別問題として、とにかく試験範囲が「激狭」です。これは中2や中3にもいえることで、中2の数学はだいたい「式の計算」まで。しかも、その応用は範囲外。中3も同じように「式の展開まで」といったようすです。
ということは 高得点がとりやすい というのが今回の中間試験です。
とりやすい、できなくて、ゼッタイに高得点をとる、というのが今回の中間試験の「しばり」だと思いましょう。これが2学期の期末試験あたりになると「とんでもなく広い範囲」になってしまいます。成績はトータルでつくので、得点しやすいときにとっておく、と肝に銘じましょう。
また、範囲が狭い、ということは、やったことはすべて出題される、ということと同義です。勉強した分だけ出題されるのですから、やる気もでるでしょう。範囲はすべてなめるように学習しておく、というのが今回の中間試験にのぞむ基本的なスタイルであるべきです。
最後に
いつものことですが、定期試験は「ミスしないこと」が最も大切です。時間が足りなくなる、なんてことはまったくないはずです。丁寧に、丁寧に、しっかりと問題を読んで、きちんと計算をして、ゼッタイにミスをしない解き方を心がけるべきです。わかっていたのに間違えた、ということが1問もないように。集中ですよ。さっさと終わって机に突っ伏して寝る、なんてことはぜったいにしないこと。2回でも、3回でも解き直しましょう。