いよいよ私立中学入試。お父さん、お母さんの出番です。

受験は孤独な闘いです。試験当日は誰に頼ることもできません。自分だけが頼りです。たったひとりで入試問題と相対さなければならないからです。それは初めて受験にのぞむ小6生にとっても同じことです。

小6受験生たちはいよいよ5日後には入試がスタートです。今まで数年かけて積み上げてきたものが試されます。とにかく2月1日の試験に集中することです。この数日間は1日の試験のことだけを考えることです。落ちたらどうしょうとか、2日の試験はだいじょうぶかなとか、そんなことは忘れてしまいましょう。

ひたすらに1日の午前(午後がある場合は午後まで)の入試だけを頭に描いて、過去問を見直して「どの問題をどのぐらいの時間でやろう」とか「ここは難しかったら後回しにしよう」とかいったシミレーションをしっかりとやっておくことです。

保護者の方もドタバタとしがちな数日になりますが、親の不安はそのまま子どもに伝わります。大人として不安なそぶりはいっさい見せず、どんとかまえて「だいじょうぶよ。あなたならきっとチカラを発揮して1日で合格できるわ」という態度を見せ続けて下さい。ただ、1日がダメだった場合の具体的な準備と、お子さんへの対応はシミレーションしておきましょう。

子どもは意外と「不合格」には耐性があります。かえってお母さんが「あぁ、ダメだったわ。次もダメだったらどうしましょう」となりがちです。今からしっかりとそうなった場合の心の準備は進めておいて下さい。ネット発表のドキドキは本当にイヤなものです。その「いや」な部分を保護者の方が吸収してあげてください。

いよいよです。中学入試は保護者の方との二人三脚入試でもあります。塾はここから先はなにも出来ません。お父さん、お母さんだけが頼りです。後はお任せしますよ!

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