聖セシリア女子中学高等学校

コロナ禍もあり、すっかり学校訪問から遠ざかってしまっていました。聖セシリア女子中高等学校はmiyajukuから歩いて10分ほどの地元の学校です。毎年のように受験生もいます。とにかくこのあたりから学校訪問をボチボチと復活させようとうかがってきました。

聖セシリア女子中学高等学校の特長をわたしの独自目線でまとめてみます。

ちょうどよい規模感

中学で学年80名、高校で学年120名という学校規模は、小さすぎず、大きすぎず、ちょうどよい規模感だと思います。いろんな部活動や学校行事を行うにはそれなりの生徒数がなければできません。かといって、学年が10数クラスという大規模校になると、生徒ひとりひとりに目の行き届いた指導ができなくなります。そういった意味で、このぐらいの規模感がちょうど良いのではと思います。

女子校であること

私立校も女子校、男子校がどんどんなくなりました。共学校というのが時代のトレンドだからです。そんな中で、女子校としてのメリットを活かした教育を続けているのがこの学校です。女子校であるメリットをわたしはこの学校の説明会などで知ったぐらいです。男子校もそうですが、異性の目を気にせずに学校活動をおくれるメリットは多いようです。女子校特有の教育カリキュラムや教育環境の構築です。また、女性同士の連帯感や友情も育みやすいようです。

カトリック系の学校であること

「幸せな人」づくりがこの学校の教育の根っこにあるということです。学校訪問をするたびに、そうした教育がしっかりと実践されているのを感じます。宗教教育をそれほど前面に押し出してはいないように感じられますが、いろんなところで「他者に喜びを与え、それを自らの喜びとする」といった心の教育がしっかりとされていると思います。先生方も穏やかな教育者の方が多いようにも感じられます。

しっかりとした学習指導

聖セシリア女子中学の偏差値帯は SS51(首都圏模試) あたりです。受験者全体のちょうど平均値の偏差値です。4年前から募集を再開した高校の基準は、学校成績でオール4前後というものです。こちらもちょうど学年の真ん中あたりの成績の生徒ということになります。そんな聖セシリアの大学合格実績です。

東京芸術大/1名 早稲田大/3名 慶應義塾大/1名 上智大/7名 明治大/4名 青山学院大/6名 法政大/1名 立命館大/2名 明治学院大/2名 成蹊大/2名 駒澤大/5名 東海大/6名 東京都市大/4名 東京農業大/2名 など

国公立大+早慶上理+GMARCHの現役合格(2020年の卒業生、聖セシリア調べ)

海老名高校/41% 秦野高校/46% 松陽高校/29% 座間高校/25% 市が尾高校/69% 聖セシリア/56%

良い結果を出していると思います。英語を中心としてしっかりとした授業カリキュラムがあります。県立高校なら塾・予備校は必ず必要ですが、聖セシリアなら学校の授業と学校が用意する様々な学習カリキュラムで十分でしょう。

最後に

来春の入試ですが、中学入試は以下のようになっています。

今春入試では「英語入試」が人気だったようで、25名もの受験者があったようです。英語検定4級程度がしっかりと理解できる(4級に合格出来るではないです)レベルの問題です。また、A方式では複数回受験の優遇措置があります。聖セシリアを第1希望にする生徒は3回とも受験すべきです。当教室からの受験生もそうですが、3回目に合格する生徒は多いです。

高校受験の併願校としても聖セシリアを候補に挙げても良いかと思います。海老名、座間あたりの併願校としてはちょうどよいでしょう。

聖セシリアのホームページ https://www.cecilia.ac.jp/index.html

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