学校訪問 横浜富士見ヶ丘中学校・高等学校 ②

前回 https://miyajuku.com/schoolreport_yokohamafuzimi/ の続きです。1回目をお読みでない方はそちらから読んでいただければありがたいです。

さて、今回も「横浜富士見ヶ丘学園」のいま」を実際に学校を訪問させていただいてわたしが見てきたことと駒嵜校長先生のお話からレポートしていきます。

わたしがとても気になっていたのは、中等教育学校だった「横浜富士見ヶ丘学園」が高等部の募集を再開したことでどう変わったのか、ということでした。とくにうちの塾からは中学受験でこの学校を選択することになるので、その子たちが高等部に上がるときのことを知りたかったのです。

高等部の授業もいくつか見学させていただきました。

高1生は「男子特進クラス」「女子特進クラス」「女子進学クラス」に分かれています。基本的に中学から上がってきた生徒は「特進クラス」となり、高校から入学してきた女子生徒は入学時の学力で「特進」と「進学」に分かれるとのこと。男子生徒は「特進」のみを募集しているようです。

いつもお話ししているように神奈川県の私立高校入試は、事前に中学と高校で「打診」という成績相談がおこなわれて合否が決まっていくやり方です。打診の基準は公表されていないのでここでははっきりとかけませんが、5科でオール4にちょっとかけるぐらいの基準です。

写真は高1生の数学の授業です。ほどよい緊張感があり、ほぼすべての生徒がしっかりと授業に入っていました。他の教室も見学させていただきましたが、どのクラスもしっかりと生徒たちは授業に集中していました。ほんとうにすばらしかったです。

わたしが心配していた一貫生と高入生の融合ととてもうまくいっているようでした。

出口の部分の実績は https://fujimigaoka.ed.jp/career/passing/ です。他校と比べると見劣りするかもしれませんが、中学入試の偏差値、高校入試の打診の基準値から考えると「しっかりと伸ばしてくれている」とわたしは思います。

駒嵜校長先生に大学受験の進路指導についてもお話をお聞きしました。

私立の学校がよくやるように「出来る生徒」は指定校などをとらせず一般受験をさせるようなことはされているのですか?

いいえ、そんなことはしていません。ひとりひとりの進路選択を大事にし、受験の形態は総合型でも一般型でもどちらでもかまわないと思っています。

進路指導は担任の先生が中心におこなうのですか?

もちろん担任もしっかりと関わりますが、小規模な学校なので、ベテランの進路担当が受験者全員と面談もしていきます。

派手さはないけれども、とにかく毎日の学校での学習を丁寧に積み上げていく、そんな学校の様子が駒嵜校長先生のお話からも伝わってきます。

教科学習以外の取り組みを2つ。

ひとつは「企業連携型探求学習」です。ちょうど、高1生の男子たちが取り組んでいる様子を見ることが出来ました。実際の企業から出された「答えのない課題」に何人かのチームで半年かけて答えていくとのこと。

もうひとつは学校の玄関を入ってすぐの所に展示してあったジオラマです。地理研究部が作っているとのこと。「全国鉄道模型コンテスト」で過去に何度も受賞しているらしいです。

小さな学校です。でも、抜群の環境の中できれいな校舎で静かにじっくりと勉強ができます。そんな学校が「横浜富士見ヶ丘学園」ではないでしょうか。学校選びは相性が大事です。まずは学校に足を運んで「ピンとくる」かどうかを確かめましょう。

駒嵜校長先生、山家先生。ほんとうにありがとうございました。