150平方センチメートル

夏のテキストの整理と新学期のテキストの準備。中学生の試験対策プリントの作成と、朝から頑張ってます。B4両面にコピーしてもあっという間に500枚の紙が消えていきました。

さて、全国学力検査の話題が朝刊に載っていましたね。私がもっとも注目したのがつぎの問題です。

問　150平方センチメートルの大きさに近いものを選びなさい。

1　切手　　2　年賀ハガキ　　3　算数の教科書　　4　教室のゆか

5割近い子が3の「算数の教科書」を3割の子が4の「教室のゆか」を、正解の2を選択した子は2割とのこと。

私も感じているのですが、今の子供達は「想像力」が乏しいです。150平方センチメートルから15センチメートル×10センチメートルのもの。または12の二乗に近いもの。という発想が持てないのです。

「ゆとり教育」ってなんだったのでしょう。「詰めこみの学習」を否定して、こうした「想像力」を身につけさせるためだったのではないでしょうか。そうした意味からも今の教育のやり方をかえていかねばならないと思います。