子供たちを守るために

このブログを読んでいらっしゃる方は、小、中、高校生といった子供さんをお持ちのお母様、お父様、そして、塾や学校などの教育関係の方だと思っています。そんな方にちょっとだけ私の今考えていることを聞いたいただきたく思います。

(ちょっと長くなります<(_ _)>)

今、私たちは、見たくないモノに目をふさぎ、聞きたくないモノに耳をふさいでないでしょうか。また、あいかわらずテレビに流れる「日本はひとつ」「絆」といった言葉に洗脳されていないでしょうか。

例えば、学校給食に福島県産の野菜を積極的に利用している自治体があるようです。政府の安全基準値を満たしているので問題ない。そうしたことに異を唱えるのは風評被害をまき散らすことになる。こうした時期だ、福島県の人たちを応援するのは当然だろう。そんな声が聞こえてきます。

果たして、農産物の安全性は間違いないのでしょうか。私たちは、なんとなく、大丈夫だと思っているだけなのではないでしょうか。行政のアナウンスを丸呑みして良いモノなのでしょうか。こんなブログ「ジャーナリスト木下黄太のブログ/福島第一原発を考えます」があります。その中で、宮城の農業従事者の方が紹介されています。

簡単にまとめさせてもらいます。自分たちが作っている農産物が本当に大丈夫かどうか当局に検査をお願いしたこと。行政は「大丈夫」だからの一点張りで動いてくれないこと。しかたなく自分たちで民間の検査業者にお願いしたこと。桁が違うんじゃないか、といった結果が出たこと。宮城県南部の地区はチェルノブイリの管理ゾーンから一部は希望移住ゾーンに入る可能性もみえてきたこと。出来れば他の産地の作物を食べて欲しいこと、などが書かれています。

つまり、大丈夫、といわれている農産物が、本当に検査されているかどうかは疑わしいことや、土壌汚染を含めて、わからないことがたくさんあること。そうした状況に行政は何ら手をうっていないこと。そんなことがtwitterやfacebookをみるとよくわかってくるのです。たとえば、上記のブログでも紹介されているFacebookの公開グループ「福島第一原発を考えます」を読むだけでも見えてくるモノがたくさんあります。

わたしが最も危惧しているのが、子供たちが放射線被曝していないのか、ということです。もちろん、心配したところで引っ越しできるわけでもなく、しかたがないじゃないか、という声も聞こえてきそうです。でも、少しでも被曝量を減らすことは出来るはずです。

都内のアスファルトからかなりの放射線量が測定された。足柄茶から基準値以上の放射線が検出された。そんなニュースを聞くと、外で遊んでいる子供たち、部活動に汗を流している子供たち。その子供たちは大丈夫なの? という疑問を持たざる得ません。どれだけのデータが行政によって集められているか、調べるとそんなちゃんとしたデータなどどこにもないのです。

すべての小、中、高校で、放射線量のモニタリングを毎日やるべきなのではないでしょうか。そして、それらのデータを市や県が集約して公表すべきではないでしょうか。福島県の学校の放射線量の基準値が20ミリシーベルトになり、それよりもはるかに小さいはずの神奈川県なので、調査をする必要はない、ということなのでしょうか。

わたしは子供たちを守りたいです。それは大人としての当たり前の役割だと思うのです。目をつぶってはダメなのです。耳をふさいでもダメなのです。毎日のように通ってきてくれるあの子供たちを、少しでも放射線被曝から身を守る術があるのならば教えてあげたいです。いや、大丈夫なのであれば、そうしっかりと伝えてあげたいのです。今は、誰も「大丈夫だよ」と言える大人がいないのです。

真実を知りたいです。いや、知る努力を続けたいです。

私学の先生方には仕事上たくさんのお知り合いがいます。私学さんが、学校に放射線を計る機械を置き、そのモニタリングの結果をウェブで公表し、なんてことが出来ないでしょうか。はたらきかけてみたいです。また、わたし自身も、こうした放射線の問題に詳しい方をお呼びしての講演会や座談会なども企画するなどと動いてみたいと考えています。

不安をあおるつもりは全くありません。ただ、見えないからと言って、対処のしようがないからといって、子供たちをほっておくことには我慢が出来ません。ひとりひとりが、出来る範囲の中で「見て」「聞いて」といった努力をし続けましょう。

子供たちを守るために。