miyajuku 塾長 ブログ
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高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試での面接について その1
神奈川県の公立高校入試では「面接」が全員に課せられる。しかも、1000点満点の入試得点で200点を面接点に割り振る学校が多い。かなりの得点になる。たった10分間の面接で、中2,中3での学校成績や当日の5科の入試得点がひっくり返される可能性がある。そ... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試での面接について その2
神奈川県の高校入試の面接はあらかじめ公表された「観点」によっておこなわれます。つまり、正解のある面接、といってもよいかもしれません。「観点」にふくまれていないことでは減点されませんし、加点もされません。極端な言い方をすれば、「面接の態度... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試問題の分析 1
今日の午前中は模試会社が主催する「県入試の分析セミナー」に行ってきました。2012年に大きく変わった神奈川県の入試問題。今年で3年目でしたが、その大きな流れがはっきりと見てとれるようになっています。このあともいくつかのセミナーに参加して私なり... -
高校入試に関する記事
理科の難しさがどう影響するのか
今春実施された神奈川県公立高校入試の理科の得点分布です。あらためてみるとすさまじいですね。90点以上が0%、70点以上をみても3.5%というすさまじさです。正答率が1.8%なんて問題もあってその難しさのすごさがおわかりいただけるでしょう。何がどうむ... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試問題の分析 2
2年前にガラッと様子を変えた神奈川県の公立高校入試問題。そもそも入試問題というのは「問題を読む」→「考える」→「解答する」といった3つのプロセスで取り組んでいくことになります。この3つのプロセスのうちどこの部分が難しくなったのか、それを最初に... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試問題の分析 3
今日は英語について分析してみましょう。まずは英語の得点分布です。昨年の分布と比べてみるとわかりますが、棒グラフが低い方(左側)に寄っているのがおわかりでしょうか。91点以上の得点者も13.8%→4.8%と減っています。それだけ難易度が増した、とい... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試問題の分析 4
昨日は英作文について分析をしてみました。今日は英文読解の問題についてです。新しい入試問題では、出題が重層構造になっている、ということを書きました。たとえば、「源頼朝によって幕府がおかれたのはどこか?」という出題は単層構造です。それに対して... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試問題の分析 5
今日は数学の分析です。まずは今春の得点分布です。91点以上が2%、81点以上で8%、71点以上でも21.5%です。高得点がとりにくくなっています。一昨年の得点分布と比べてみましょう。71点以上が47.4%もいます。何が難しくなったのか。ずばり パターンが... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試問題の分析 6
前回は、数学の出題にパターン化はなくなった、ということについて書きました。今日は、もう一つ注目すべき点について書きます。数学の問5の問題です。太字でわざわざ「答えを導くまでの途中経過も書きなさい」とあります。正解がなんなのかではなく、どう... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試問題の分析 7
今日は国語の分析です。まずは国語の解答用紙を見て下さい。40字、110字、80字の記述が目につきます。配点もこの3問で20点となっています。正答率は、40字が34.1%、110字が18.1%、80字が22.9%です。一昨年までの出題と大きく変わったのはこの記述の量で... -
高校入試に関する記事
神奈川県の公立高校入試問題の分析 8
さて、いよいよ理科の問題分析にいきましょう。理科の得点分布については http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201504230000/ で書いていますのでそちらを参照して下さい。今日は、何がこれほど理科の難易度を上げているのか、という点を中心に書... -
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神奈川県の公立高校入試問題の分析 9
前回、理科の難易度を上げている要因を二つあげました。1 圧倒的な文字の量の圧迫感と情報処理を重視した出題2 教科横断型の出題と知識よりも過程や原理を重視した出題今日は 2 についてです。問3の(ウ)の問題です。正答率49.1%でした。数学というか算...