森村学園中高等部
今日は「森村学園中高等部」の説明会に行ってきました。東急田園都市線の「つくし野駅」を下りて5分もかからない住宅街の中に学校はあります。中央林間からは各駅停車で4つめですから地元と言ってもいいでしょう。この春もmiyajukuから1名の女の子が進学しています。
首都圏模試での80パーセント合格ラインが、男子でSS60、女子でSS59となっていて、かなり高いレベルの中高一貫の共学校です。今春の大学合格実績は、卒業生166名で、国公立大/26名、医学部医学科/14名、早慶上理/78名、GMARCH/142名などとなっています。いずれも過去最高に近い実績とのこと。
創立者は「森村市左右衛門」という幕末から明治に欠けての実業家で、現在の「TOTO」「日本ガイシ」「日本特殊陶業」「ノリタケ」などのもとになる会社をはじめた人とのこと。市左右衛門の教えである「正直、親切、勤勉」は校訓にもなっているようです。創立100周年の3年前に新校舎が建ち上がり、緑多い学習環境は文句のつけようがありません。
今日は新校舎の案内とともに、授業参観もさせていただけました。ひと言でいうと、教科教育にものすごくチカラが入っている学校だと思います。もちろんどこの私立学校も授業は「あつい」ですが、とりわけ森村学園の授業からはそんな「あつさ」を感じることが出来ました。
学校説明会の内容も、その大半は「森村学園の教科教育について」といったものでした。中でも国語科の「言語技術教育(Language Arts)」はとても興味深かったです。授業参観でも2クラスほど「言語技術」の授業を見ることが出来ました。こうした教育を体系的に受けられるのは私立校ならではでしょう。
言語技術については私もしっかりと勉強してみたいと思いました。いずれmiyajukuの生徒たちにしっかりと還元したいと思っています。
教科教育にチカラを入れている学校。あたりまえのことですが、そのあたりまえにしっかりと取り組むことが出来ている学校です。そうした意味でお薦めできます。